2024.ハワイ1人旅 vol.68|ホノルル美術館(HoMA)|特別展示「Fashioning Aloha」
今回は、ホノルル美術館再訪時に開催されていた、期間限定の特別展示「Fashioning Aloha」の情報をお届けします。大本命の「シャングリラ邸ツアー」のご紹介は次回となります!
前回のblogはこちらから☟
ファッション好きの私としては、興味津々!
ホノルル美術館にご来訪予定の方は事前に、訪問される日程の特別展示をHPでチェックすることもおすすめです。特別展示は有料ではありませんのでご安心ください。
公式HPはこちらから。

いざ入館!深海のような深い色合いの青をバックに、鮮やかな衣装が目に入ります。
今回の特別展示は、ハワイのファッション史の起源から進化に至るまでの過程や、アイデンティティの象徴としての機能や定義、また日本を始めとするアジアやタヒチなどのオセアニア地域から広範囲に渡る影響も含めて、アロハウェアの歴史を垣間見ることができます。

展示品の説明は全て英語表記のため、即理解が困難ですが、雰囲気を味わっていただけましたら幸いです。
こちらはポリネシアの伝統である「樹皮布」を染織し、幾何学模様に編み込んだラグと、この手法にインスパイアされたシャツやワンピースが展示されています。力強いアースカラーや、繰り返される模様が効いていますね。

中央右のジャケットは、第二次世界大戦時にアメリカ陸軍の制服として作られたもの。こちらを元にフィット感のあるアロハシャツやワンピースが1960年代に製作されたそうです。

こちらは打って変わって、現代的なデザイン。左のハイビスカス柄のロングワンピース!素敵♡

以前も鑑賞した記憶が強く残る、1940年代に描かれたタヒチの女性。
耳飾りのハイビスカスと同系色のワンピース。そして髪を編む姿や表情、身体の質感まで伝わってくる、とても印象的な作品です。

ここからの2枚の写真は中国や日本、アジアンテイストを感じるアロハウェアが続きます。
中央の作品には龍や「壽」の文字が刺繍されています。縁起が良さそうです!

1925-1930年に製作された、シルク製の長じゅばん。まさに日本を感じる作品ですよね!

ここから4枚の写真で、1820年から2021年の現代まで、アロハウェアの歴史を時系列で学ぶことができます。
興味のある方は、翻訳してみてくださいね。




「PARADISE OF THE PACIFIC 」と題された各国の少女達の写真。
みんなお気に入りのアロハウェアを纏って溢れる笑顔が可愛い♪幸せな瞬間を切り取った1枚。

1958年6月に発行された雑誌「太平洋の楽園」に掲載されたハワイ諸島の地図。
ハワイ諸島5島の特徴が描かれ、島の人々が思い思いに生活を楽しんでいる様子が伝わってきます。

右のハイビスカスを模したシルバーのブローチは、1944年に作製されたもの。ロコや観光客に向けて販売されていたそうです。


1984年、ハワイ州25周年を記念に発売された特別版のアロハシャツ。当時の活気が伝わってきます。

かなり大判のハワイアンキルトが展示されていました。ハワイアンキルトを見るとイオラニ宮殿を思い出します。

今から60年以上前に発行された雑誌の表紙。昔も今もハワイは誰もが訪れたくなるパラダイス♡

作品の展示はこちらで最後です。私が気になった作品のみご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

出口付近に行くと、親子で楽しめるワークショップが開催されていました。

アロハウェア特有のモチーフを使って、思い思いのデザインを描くことができます♪
次回は「シャングリラ邸ツアー」の様子をお届けします!

2025年もFeel Hawaiiをご覧いただき、ありがとうございました♡
皆さまの2025年はいかがでしたでしょうか。ご自身の特別な場所への訪問は叶いましたでしょうか。
Hawaiiに限らず、日常から離れ、エネルギーをチャージできる場所をお持ちでしたら、それだけで幸せなことですよね!
今年はハワイに行くことが叶わず、ハワイロスの日々ですが、来年は絶対にハワイの地に再訪するぞ!!という強い気持ちを持って日々過ごして参ります。
また、11月よりマレーシアへ移住したため、blogの更新が滞りご心配をおかけしました。心配をしてくださった皆さまありがとうございます!
2026年!!皆さまにとって、海のように深く穏やかで、太陽のように温かな一年になりますように。
来年も、Feel Hawaiiと共に歩んでいただけたら嬉しいです。


