2022.12 ハワイ1人旅 vol.53|かつてのオアフ島の玄関口「アロハタワー」
ハワイ6日目。ダウンタウンにある「キャピトルモダン」を鑑賞したあとは、「アロハタワー」に向けてお散歩。徒歩16分 約1.1kmの距離。まずは、アロハタワーまでの道程で気になった歴史的建造物や景色をご紹介していきます。
ホノルル港に向けてテクテク歩いていく。
「First Hawaiian Bankビル」入口にあるツリーのオブジェや、ALOHAのサインが可愛かったのでパチリ📸
8分程歩いたところにある、1929年建造の「Alexander&Baldwin Building(アレクサンダー&ボールドウィンビル)」
コンクリート・鉄骨造の4階建で、重厚さの中に東洋と西洋の融合が見られる美しい建物。中に入ってみたい衝動に駆られる。今現在もオフィスビルとして利用されています。アメリカとハワイの国旗が映えますね~♡
そして少し歩いた先の向かいにあるのが、こちらも1929年建造の「Dillingham Transportation Building(ディリンガム トランスポーテーション ビル) 」。「キャピトル モダン」を設計した同一人物による、イタリア ルネッサンス リバイバル様式で建築されたアールデコ調の建物。cafeなどがテナントとして入っています。もっと近くから撮ってくれば良かったなぁ。
アロハタワーが見えてきました!ホノルル港も間近。今日は雲が多いので暑さが和らぎます。
かつてオアフ島の玄関口として賑わいの中心地だったホノルル港に到着。今はディナークルーズで有名な「Star of Honolulu」の乗船場所でもあります。
アロハタワーに隣接する商業施設「アロハマーケットプレイス」&「ハワイパシフィック大学」。こちらを通り抜けながらアロハタワーを目指します。
オアフ島 二大ランドマークの1つ アロハタワー(ALOHA TOWER)
アロハタワーに到着!今まで車窓越しから ずっと憧れの目線を送っていた場所。
やっとたどり着いた!
ちなみにオアフ島 二大ランドマークのもう1つは「ダイアモンドヘッド」です。
アロハタワーの概要
建造:1926年(1994年改修)
建物高さ:55m(10F建)
用途:灯台・時計台・管制塔・展望台
海路が主流の時代に、渡航者を最初に迎える玄関口として造られたのが「アロハタワー」。
建造当時 ハワイで一番高い建物で 備えつけられた時計はアメリカ最大のものでした。
長い船旅で、やっとたどり着いた渡航者達を「ALOHAの心」で盛大に歓迎した場所。
1940年代までオアフ島の中心地として 大勢の観光客や出迎えのロコ達で賑わい栄えていたと言われています。
1941年の真珠湾攻撃を機に 1947年までアメリカ軍の管理下に置かれます。当時タワーは迷彩色に塗り替えられたそう。
1950年代より ジェット機での空の旅が主流となり、オアフ島の中心地はワイキキへと移ります。
アロハタワーはオアフ島の歴史をずっと見守ってきたランドマークとしてアメリカの歴史的建造物に指定されています。
レトロなGoldの目盛りが可愛いエレベーター。
10Fの展望台は毎日9~17時までの間、無料で利用できるのを楽しみにしていたけれどCloseで残念。
灯内1Fには、当時の様子がわかるサインボードがたくさん飾られています。Googleレンズでかざすと瞬時に翻訳してくれるので、おおよその意味が分かり 便利な世の中になりましたね。
内側から撮っても美しい。
アロハタワーの前にはベンチもあり、憩いのスペースになっていますが、人の往来が少なく、ひったくりの被害も報告されているので、1人旅の場合 あまり長居しない方が良いかもしれません。
それでも気になって 何度も振り返り写真を撮ってしまう程、タワーの存在は美しく惹かれるものがあります。
ハワイの歴史を深堀したい方、昔のハワイに想いを馳せることができる絶好の場所です♪
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